最近読んだ本について一言ずつメモを残していこうと思います。今回は『どくとるマンボウ青春記』『夜を乗り越える
』『東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない
』の3冊について。
どくとるマンボウ青春記 / 北杜夫
著者が自身について語る『マンボウ』シリーズのうちの一作。『ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)』の「19歳の本棚。」というコンテンツで紹介されていたので読んでみることに。著者の学生時代のことが面白おかしい文体で綴られていて引き込まれました。戦時中・終戦直後という僕の知らない時代について、著者の実体験を通して書き表されていることも強く惹かれたポイントです。
夜を乗り越える / 又吉直樹
小説『火花』『劇場』で話題のお笑い芸人・又吉直樹さんが考える「本を読むこと」についてが綴られた一冊。本を読み始めたきっかけや、太宰治や芥川龍之介といった近代文学の作家に対する思いが語られていて、本当に本がお好きなんだなぁということが伝わってきます。語りかけてくるような文体は読み進めやすく、読書欲を刺激される一冊でした。又吉さんが自身が読んだ本についての思い出を語る『第2図書係補佐』も大好きです。
東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない / ときど
先日、日本のプロゲーマーときどさんがテレビゲーム(対戦格闘ゲーム)の世界大会で優勝したというニュースで興味を持ち、本を出されていることを知って手に取りました。
この本を読んで格闘ゲーム大会の成り立ちや現状を知ることができてすごく勉強になりました。ときどさんがプロゲーマーになるまでに経験した成功・挫折の数々も興味深い内容で、読んでいて思わず胸がアツくなりました。「情熱を傾ける」ことについて考えさせられます。
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