『ゲームセンターCX』の最新DVD(第18弾)をゲットしました。 ボリュームたっぷりの収録内容に大満足です。
大人気ゲームバラエティ番組DVD第18弾
お笑いコンビ・よゐこの有野さんが様々なTVゲームのクリアを目指すバラエティ番組『ゲームセンターCX』のDVD-BOX第18弾をゲットしました。 Vol.35と36のDVD2枚組となっています。
今回の収録内容は下記の通りです。
- 有野の挑戦
- 『MOTHER2 ギーグの逆襲』 完全版[Vol.35]
- 『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』[Vol.35]
- 『THE HOUSE OF THE DEAD』[Vol.35]
- 『星のカービィ64』[Vol.36]
- 『影の伝説』[Vol.36]
- 『SUPER R-TYPE』[Vol.36]
- 『バベルの塔』[Vol.36]
- たまに行くならこんなゲームセンター
- 『ぎふ屋』[Vol.35]
- 『中古タイヤ市場 相模原店』[Vol.35]
- 『鉄剣タロー』[Vol.35]
- 『大慶園』[Vol.36]
- 『新大宮バッティングセンター』[Vol.36]
- 『ゲームパラダイスゼロワン』[Vol.36]
- 有野課長×糸井重里 スペシャル対談 完全版
- DVD特典映像
- 有野の挑戦『桃太郎電鉄V』
パッケージでも「究極ボリューム! 収録時間合計9時間39分!」と謳われているとおり大ボリュームの収録内容で、たっぷりと楽しませていただきました。
また、封入特典として「有野課長ベースボール名刺」も付いています。 こういうちょっとした遊び心も魅力のひとつですよね。
『MOTHER2』の挑戦が観てみたくて
今回DVD-BOXを手に入れた大きな理由は有野課長が『MOTHER2 ギーグの逆襲』に挑戦する模様が収録されていたためです。
加えて、有野課長の挑戦中に収録現場を訪れた『MOTHER』シリーズ生みの親・糸井重里さんとの対談映像も完全版として収録されているとのことで、「これはチェックせねば!」とDVD予約に至ったのでした。
『MOTHER2』挑戦は自分のプレイ時との比較が楽しめた
有野課長の『MOTHER2』挑戦は、主人公たちの名前をちょっぴりおかしな感じにしてしまったことで物語中に名前が登場する時にシュールな空気が流れるのが面白かったです。 気になった人はぜひ実際に番組をチェックしてみてください。
自分もプレイしたことがあるゲームを別の誰かが遊んでいる姿を見るのって楽しいですよね。 プレイスタイルや物語に対する感想の違いなど遊び方って人によってこんなにも変わるんだと驚かされます。
有野課長と糸井さんとの対談は制作当時のエピソード満載
『MOTHER2』挑戦中に現れた糸井重里さんとの対談映像では、糸井さんが第1作目『MOTHER』を制作しようと思ったきっかけや、宮本茂さんや岩田聡さんとのエピソード、続編『MOTHER2 ギーグの逆襲』・『MOTHER3』の開発が難航した時の出来事など、シリーズ制作に関する貴重なお話が盛りだくさんでした。
制作当時は開発室として借りた小さな部屋や社長室に寝泊まりしながら作業を進めていたそうです。 その頃を思い出しながら「でも、楽しかったですよ」と微笑みながら語る糸井さんの様子からは『MOTHER』作りが本当に良い思い出になっているんだと伝わってきました。
語られたエピソードの数々はこれまでにWebサイトや書籍でのインタビュー記事で目にしたことはあります。 しかし、映像として糸井さん自身が話されているのは初めて見聞きしたので「これは良いものを観たなぁ……」と感慨深くなりました。
久しぶりのDVDに大満足できました
『ゲームセンターCX』のDVDをゲットするのは久しぶりだったこともあり、大ボリュームの収録内容を楽しませてもらえて大満足できました。 これを機に買い残している過去のDVDも少しずつ集めたいなぁなんて考えています。
1年に1本くらいのペースで発売が続くDVD-BOXも今回で第18弾。 それと同じだけ番組の歴史も積み重なっていることを思えば、自分も年齢を重ねるというものです。 (最近こういうことが多い気がする)
僕と『ゲームセンターCX』との出会いは時おり地上波で放送される「BONUS STAGE」を観たのが最初で、たしか「忍者龍剣伝」の挑戦回でした。 「おのれ、邪気王!」が印象深いあの回。 西日避けとして窓際に立つ東島さんの姿も忘れられません。
深夜に放送されるということで録画して楽しんだわけなんですが、その録画媒体も思い起こせばVHSテープでしたよ。
それが今やHDDやブルーレイに録画が当たり前の時代になりました。 つい先日、番組では発売から20年が経過したPS2とゲームキューブのソフトが挑戦解禁となったそうで年月の経過を実感させられます。
そんな番組も放送開始20周年が目前となりましたが、それに留まることなく末長く有野課長の活躍が続くよう応援していきたいです……!
「GCCX」特集号の『CONTINUE』も読みました
「ゲームセンターCX」特集と聞けばお馴染みとなりつつある雑誌『CONTINUE(コンティニュー)』のVol.74も読みました。
『GCCX』のこれまでとこれから
放送開始20周年を目前に控えた番組の歴史を振り返りつつ、突如訪れたコロナ渦における番組作りの変化や、PS2・ゲームキューブの挑戦解禁による今後の展望などが有野課長をはじめ『GCCX』名物スタッフさんたちの口から語れています。
インタビューを受けているのは下記の方々です。(敬称略)
- 有野 晋哉(よゐこ)
- 猪谷 素直(19代目AD)
- 阿部 浩一(カメラマン)
- 菅 剛史(プロデューサー)
ADの猪谷さんは初代プレステ発売の年に生まれたとのことで、“初めて買ってもらったゲーム”の話には思わず「わ、若ぇーッ!」と叫んでしまいました。
ほかにも、カメラ阿部さんのインタビューは生まれた頃の話から学生時代のなかなか破天荒なエピソード、映像の世界に飛び込んだきっかけなどといった、GCCXスタッフというよりも「一カメラマンとしてのこれまで」のことが赤裸々に語られた貴重なインタビューでした。
もちろん有野課長や菅さんのインタビューも読み応えたっぷりなので、気になった人はぜひチェックしてみてください。
ファンから募集した名言集やメッセージも
インタビューのほかには、番組ファンに向けたWEBアンケートで集められた「あなたの思う番組で生まれた名セリフ」や「ファンからの応援メッセージ」も掲載されていて、自分と同じように番組を楽しんでいるファンがこんなにもたくさんいるんだと実感できました。
これだけ名セリフの数々があるなら、それが登場したシーンだけを抜き出してまとめた“ザ・ベスト”みたいなDVDが作られても不思議ではないかも。 っていうか、ぜひ作ってほしい……!
「GCCX」以外にも見どころ満載な号だった
今回の『CONTINUE Vol.74』は「GCCX」特集以外にも見どころがたくさんありました。
特に目を惹かれた記事を挙げてみますと、まずは「人となり」。 ゲームクリエイターが多く通うとのウワサで有名な会員制のお店「84」にゲストを招いて、その人の大好物が入ったお弁当でもてなしつつ本業以外に関するお話を聞く……という記事です。
今号のゲストはゲームフリークの増田順一さん。 『ポケモン』シリーズのディレクターなどでおなじみの人です。 「音楽」や「料理」の話題を軸に、タイトルどおり“人となり”が垣間見えるお話が展開されていて面白い記事でした。
ほかには「IN THE PICTURE〜小田部羊一 回顧録〜」も良い記事でした。 アニメーターとしてアニメ『アルプスの少女ハイジ』などのキャラクターデザインを手掛けられたり、任天堂へ移籍後『マリオ』シリーズの公式イラストを担当されてきたことなどで有名な小田部羊一さんへのインタビュー記事です。
連載記事とのことで今号では『アルプスの少女ハイジ』終了後から任天堂へ移籍するまでの出来事が語られていました。 以前、スタジオジブリ関連の書籍を読んだ時に宮崎駿さんや高畑勲さんと関わりがあった人物としてお名前が登場していたので、このインタビューで語られている内容も非常に興味深く読ませてもらいました。
まだまだ挙げきれないくらい面白い読み物がたくさん掲載されているのでオススメです。