2020年の春頃から始まった「ほぼ日」による『MOTHER』プロジェクト。 先日、新たなグッズが発売されて界隈が大きく賑わいました。 僕もそのひとりで、グッズの中でもひときわ物欲を刺激する一品に心を奪われました。
それが今回ゲットした真鍮製の『フランクリンバッヂ』です。
伝統工芸「七宝焼き」で作られた高級感あふれるバッヂ
ほぼ日『MOTHER』プロジェクトでは、これまでに書籍やTシャツなど数々の『MOTHER』グッズが世に送り出されてきました。
そして先日の8月下旬、また新たなグッズが追加され、その中のひとつである『フランクリンバッヂ』に僕は一目惚れしてしまったのです。 これは是が非でも手に入れねば、と。
◆ フランクリンバッヂ – ほぼ日『MOTHERのおみせ』 公式通販サイト
真鍮素材を土台に伝統工芸・七宝焼きの技術で模様を焼き付けるという本格的な製法で生み出された一品。 持ってみるとしっかりとした重みが感じられ、厚みやサイズも記念メダルのような高級感にあふれています。
「バッヂ」という名でありながらも、メダルや勲章のようにいつまでも大切に扱いたくなるような心地になる見た目と触り心地でした。 ずっと手元で眺めていても飽きないんですよ。
このサイズ感になるまでは相当な試行錯誤があったのではないかと勝手に想像します。 「ほぼ日」さん、「PROOF OF GUILD(プルーフオブギルド)」さん、サイコーです……!
そもそも『フランクリンバッヂ』って?
『フランクリンバッヂ』というのは『MOTHER』シリーズに登場する装備アイテムで、キャラクターに装備させること雷やビーム攻撃を受けても跳ね返すことができるというスグレモノなのです。
ゲームの中では入手方法や数も限られているため、貴重かつ強力なアイテムとして僕たちプレイヤーの印象に強く残りました。
そんなスグレモノだったバッヂが現実にグッズとして再現されるとの情報に、「まさか実際に装備できる日がこようとは…!」と色めき立ったプレイヤーは決して僕だけではないでしょう。
過去には抽選プレゼントやゲームソフトの同梱特典としていくつか出回ったようですが、今回のように誰にでもゲットできるような機会は初めてのはず……!
今回は保存せずバンバン使っていこうと思う
公式サイトで紹介されているグッズを身に着けたモデルさんの写真を見て、今回は箱に入れたままにせず外に出してバンバン使っていこう! と決心しました。
ものすごく訴求力のある写真ですよね、アレ。 “てんさいしゃしんか”が撮ったに違いありません。
ちなみに僕が注文したタイミングではひとり2個までOKだったので保存用にもう1個……と思いついたものの、1個だけを経年変化も楽しみながら末長く大切にしていくのも楽しそうなので、今回は1個だけにしておきました。
今までの自分は「いかに永くキレイな状態で保存しておくか」に傾倒していたのですが、このプロジェクトで発売されるグッズはそんな信条も塗り替えられてしまうくらいに使いたい気持ちを強めてくれるものばかりでガマンが難しいです。
でも、可能な限りキレイな状態は保ちたい……
この『フランクリンバッヂ』は真鍮でできていて柄の模様も焼き付けてあるため、耐久性は比較的強く作られているのだそうです。
きっと使うことで増えていくキズやスレなどによる経年変化がいわゆる「味」となって自分だけのグッズとして育つ楽しさも想定されているのでしょう。 とてもステキ。
とはいえ、グッズを実用することに慣れていない僕はキズが付くことに対して少なからず不安があります。 もし本当にキズがついてしまったら、バッヂだけでなく心にも“ちめいてきなダメージ”を負うであろうことは想像に難くありません。
なので……
市販の「缶バッジカバー」と「クリップ」を装着してみた
無粋であることは承知しつつ、市販されている『缶バッジ用のカバー』なるものを装着してみることにしました。
マンガ・アニメ作品のグッズとして「缶バッジ」はポピュラーな存在のため、当然それをキレイに保護するカバーも流通しているわけですね。 それも缶バッジのサイズに合わせて何種類も。 勉強になりました。
『フランクリンバッヂ』は直径が35ミリ(公式サイトの情報より)ということで、今回は一番近いサイズの38ミリのカバーを使用しています。 ちょっと周囲が余りますが致し方なし。
バッジのピンを使わない装備方法も模索する
加えて、『服に穴を開けないクリップ』も一緒に装着しました。 バッジとして使用する上で服やバッグなどにピンの針を通すことは避けられないと思い込んでいましたが、そこは2020年の現代。 便利なグッズがありました。
もともとは学生の名札をピン留めせずに付けるためのグッズだそうです。 それをバッジを付けるのに応用させてもらうことに。
さすが子供向け商品ということで、どれもポップな色合いや装飾のものが多く探すのに苦労しました。 今回選んだものもパッケージこそカラフルですが、実物は透明と紺の無地パーツで構成されているので目立たなくてイイ感じです。
大きさもコンパクトでフランクリンバッヂを付けるとほとんど隠れてくれます。 飛び出したクリップ部分が透明なのも嬉しいところ。
裸の状態と比べてみると多少ゴテゴテしてしまった感はあります。 ただ、おかげで心おきなくバッヂを実用していけそうなので、今後おでかけする時の楽しみが増えました。
今後のグッズ展開がもっと楽しみに
すでに9月発売のさらなる新グッズの情報も明らかになっており、『MOTHER』ファンのワクワクはいまだ落ち着くヒマがありません。 そのどれもが、さすがの「ほぼ日」クオリティのため魅了されてしまってもう大変。
年末には僕にとって大本命である、シリーズ中に登場する全セリフをまとめた書籍『「MOTHER」のことば。』の発売も控えていますし、これまでも、この先も、楽しみにあふれている毎日が嬉しいです。
この記事を書いている時点では完売となっているグッズもありますが、定期的に再販が予定されているとのことなので、ぜひチェックを。
ちなみに、もし購入を迷っている人がいましたら、全力で背中を押しますよ!
◆ ほぼ日『MOTHER』プロジェクト – 「ほぼ日」公式サイト