リットーミュージックより販売されている音楽専門誌『Keyboard magazine (キーボード マガジン) 2017年7月号 SUMMER』にて「ゲーム・ミュージックのメロディ職人たち」と題してゲーム音楽の作曲家が特集されているとのことで読んでみました。かなりボリューミーな内容で大満足!
主な内容はゲーム音楽作曲家へのインタビューでした。掲載されているのは「ゲーム音楽」を語る上で欠かすことの出来ない御仁ばかりですが、僕は『星のカービィ』シリーズでおなじみ「HAL研究所」のお二人(石川淳さん&安藤浩和さん)の記事を読むことが出来たのが嬉しかったです。
<掲載されている作曲家>
植松伸夫
光田康典
下村陽子
古代祐三
伊藤賢治
近藤嶺
石川淳&安藤浩和(HAL研究所)
ゲーム・ミュージックの系譜~杉山圭一×hally
サカモト教授
各人6~8ページという大ボリュームのインタビュー記事となっており、ゲーム音楽の作曲を担当するようになった経緯や作曲のプロセス、曲を作る上で意識していることなど、かなり踏み込んだ話題について具体的な担当作品を挙げつつ語られていて非常に読み応えがありました。
過去にも音楽雑誌で「ゲーム音楽」がたびたび特集されたことがあるのを記憶していますが、ここまでの規模で作曲家にフィーチャーした雑誌は多くないのではないでしょうか。ゲーム音楽作曲家の特集だけで誌面全体のおよそ半分ものページを占めているという贅沢な構成で、まさしく永久保存版な一冊だと感じました。これだけの密度で記事を作成された関係者の方々に感謝。
僕には物凄く満足度の高い内容だったので、ぜひ第2弾として今回載らなかった作曲家の方々へのインタビューを期待したいです……!
◆キーボード・マガジン 公式サイト(URL:http://www.rittor-music.co.jp/magazine/km/)
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