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またゲームを遊びたくなってくる『十三機兵防衛圏 オリジナルサウンドトラック』

ゲームをプレイしたあの日からずっと待ち続けてきた『十三機兵防衛圏』のサントラがついに発売されました。 四六時中ずっと聴いておりますが全く飽きません。 むしろまたゲームを遊びたくなってしまうような状態です。

作中の音楽が詰め込まれた4枚組のサウンドトラック

ゲーム発売後から口コミによって大きく盛り上がってきている『十三機兵防衛圏』の楽曲を収録したサウンドトラックが発売しました。

CD4枚組という大ボリュームな構成で作品を彩る楽曲たちを楽しむことができます。 CD盤はエンターブレインの公式通販サイト『エビテン』での限定販売で、ダウンロード盤は各種音楽配信サイトにて販売中です。

CD盤には作曲を担当されたベイシスケイプの崎元仁氏によるコメントやここだけのおまけイラストが掲載されたブックレットも付属するとのこと。

ブックレットのデザインはヴァニラウェアのクリエイターさんが担当されたそうで、ブックレットが付属するCD盤がオススメとのことでした。(僕はダウンロード盤にしちゃったので申し訳ない気持ち……!)

あの「渚のバカンス」のフルVerが聴けて嬉しい

このサントラには、ゲームを遊んだ人には忘れられないであろう楽曲「渚のバカンス」が「Seaside Vacation」としてフルバージョンで収録されています。

僕にとってもゲーム中の演出と相まって強く印象に残る一曲だったので、楽曲単体で聴くことができて嬉しいです。

逆に“フルじゃない”バージョンが収録されていても胸アツだったかも……?

そういえば、YouTubeに公式から「渚のバカンス」の視聴動画がアップされていますね。

『十三機兵防衛圏』 BGM試聴動画 「渚のバカンス」 – atlustube(アトラス公式チャンネル)

楽曲を聴くことでゲームの場面が脳裏に蘇る

『十三機兵防衛圏』を遊んでいく中で耳に残る曲・残らない曲というのはどうしても出てきていたのですが、あらためてサントラで楽曲にふれると、どの曲でもゲームの場面が脳裏に蘇ってくることに驚かされます。

遊んでいる時には楽曲へ意識が向いていなくても、しっかりと記憶に刻み込まれていたのだと実感しました。

「劇伴」に求められるであろう“ゲームを遊ぶことへの集中は妨げず、かつ、プレイヤーの感情を盛り上げること”を完遂している楽曲の数々にはもうヤラレチャいました……! ホントすごいっす。

《余談》 インタビュー記事もイイんです。

楽曲を担当されたベイシスケイプの方々へのインタビュー記事が「電撃オンライン」に掲載されています。 これが読み応えある良い記事でして。

『十三機兵防衛圏』を彩る“音”の秘密とは――ベイシスケイプインタビュー・完全版を掲載!【電撃PS】 – 電撃オンライン

音楽だけでなく効果音などといった「音」に関連する内容がたっぷりと語られていて、プレイしただけでは気付かないような匠の仕事とも言える音設計の秘密を知ることができました。

同じ「電撃オンライン」に掲載されているヴァニラウェアのクリエイターさんへのインタビュー記事もすごくオススメです。

※ 紹介したインタビュー記事を読むのはゲームクリア後の方がいいです! (ネタバレの恐れありなので)

少しでも気になっている人はゲームを遊んでみよう

『十三機兵防衛圏』ってゲームが話題みたいだけど遊ぶか迷っている……」という人がいたら、僕は「後悔しませんぜッ!」と全力で背中を押してあげたいです。

この作品は2019年の末頃に発売されたゲームですが、僕の中の2019年ゲームランキングを一気に塗り替えてしまうほどの傑作でした。

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では「どんなところがオススメなの?」と言われると非常にジレンマなのですが、このゲームは内容に関する情報がゼロに近ければ近いほどより楽しめる……と思っておりまして。

僕からは「面白いから、とにかく遊んでみてほしい」というかなり乱暴なオススメの仕方しかできなくて申し訳ないです。 背中は全力で押させていただきますので……。

多数の登場人物が入り乱れ、奔走し、作品の根幹に隠された謎へと迫っていく様をぜひ体験してください。

ひとつ断言できるのは「操作やシステムが難しいゲームではない」ことです! ご安心を!

《余談》 『十三機兵防衛圏』を遊ぶことができた幸せ

僕が『十三機兵防衛圏』と出会った最初の記憶は、ヴァニラウェアさんの年始恒例となっている神谷盛治氏による年賀イラストでした。 2013年のイラストとのこと。 もうそんなに経つんですね……。

ヴァニラウェア(ギャラリー) – ヴェニラウェア公式サイト

その後、正式に新規タイトルとして開発が進んでいることが発表され、僕も期待に胸を膨らませる日々を送りました。 しかし、それからは新たな情報がほとんど無いまま数年が過ぎることになります。 (このあたりは僕の体感なので、実際にはどこかに情報はあったかも……)

そして、しばらく経ったある日、久しぶりに見る『十三機兵防衛圏』というタイトルと共に信じがたい文言が目に飛び込んできました。

それは 【PSVita版の発売中止、発売予定時期を未定へと延期】のお知らせ。

当時かなりの衝撃を受けました。 「これは開発中止になってしまうのでは……」という不安も。

−−と、そんなことがあったもので、『十三機兵防衛圏』というゲームを実際に遊ぶことができたという事実に対して、これ以上ないくらいの幸福を感じているわけでございます。

今はとにかく制作に関係する全ての方々に心から「お疲れ様でした」と「ありがとう」を贈りたいです……。 それしか言う言葉が見つからない……。

《余談その2》 ゲームを遊んで思うこと

『十三機兵防衛圏』を遊んだ感想を少し。

この作品に触れてまず感じたのは「ヴァニラウェアに弱点は無いのか」という驚きです。 過去の作品では剣と鎧・ドラゴン・侍・忍者・妖怪……などといったファンタジー色が濃く表れていて、僕もそれが「ヴェニラウェア作品」の特色だと思ってきました。

対して『十三機兵防衛圏』は、1985年の日本・巨大ロボット・怪獣……と現代を舞台にSF要素を盛り込むという、ヴェニラウェア作品ではほとんど見たことのない素材ばかりで構成されているのです。 しかも、それでいてメチャクチャ面白い作品に仕上がっているという凄さ。

例えばグラフィックに焦点をあてても、プレイヤーキャラクター13名それぞれの個性的な所作・80年代を感じさせながらも決して古臭くない背景画・モブキャラクターたちの仕草(校庭奥の部員とか……)など、「そこまでやるか!?」と口に出そうになるほどの緻密な作り込みにクラクラします。

僕はこのゲームからクリエイターさんの魂や情熱だけではない、その向こうにある狂気に近いものまで見え隠れしているように感じてしまいました……と書くと失礼だと怒られるかもしれませんが、プレイして「これは完成までに超えてきた地獄は一つや二つではないのだろうな」と背筋が震えることなんて今までになかったんですもの。 (実際のところはどうなのか僕にはわかりませんけれども)

これまでにもヴァニラウェア作品には、そのあまりの魅力に後頭部をガツンとやられると同時に強い憧れを抱いてきました。 それが今回の『十三機兵防衛圏』で完全に底が知れなくなったといいましょうか、畏敬の念をも感じさせられてしまった心地です。 弱点は無いのか……!?

インタビュー記事によると新たな作品がすでに動き始めているとのことでとても楽しみですが、今はとにかく上に書いた通り「お疲れ様でした」と「ありがとう」の気持ちで胸がいっぱいでございます。

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六味

六味

アニメゲームが大好き。最近は美術館へ足を運ぶことにもハマっています。このブログでは触れた作品や訪れた場所についての感想などを書いています。