趣味

ピアノとベースを手放しました。趣味の数を絞ることについて。

ここ最近、「やりたいことがたくさんあるけど時間が足りない」という心地の悪い状況が続いてしまっていました。そこで、今いちど自分の趣味や時間の使い方について考えて、持っていたピアノとエレキベースを手放すことにしました。

面白そうなことが多すぎて時間が足りない

ゲームやアニメ・マンガにはじまり、面白そうなテレビ番組に映画、楽器の練習などなど……とにかく身の回りにたくさんの娯楽が溢れていて、そのどれもが魅力的なために時間やお金をどうやりくりすれば良いものか、常々アタマを悩ませています。

時間やお金にはどうしても限りがあるので、その中から自分が満足できる選択肢を選ぶことになります。ただ、その選択肢があまり多すぎて一つ一つに対してしっかり集中できていないという思いも感じ始めていました。

少し趣味を整理してみようと思い立つ

自分の趣味の中には、とりあえず手を出してみたけれどあまり時間がとれなくてそのまま……というものもいくつかあります。

趣味なのであまり時間をかけられていなくても文句を言う人は誰もいないのですが、使われることなく部屋にずっと鎮座している道具を見るたびに少しだけ後ろめたい気持ちになっていました。

こうやって集中できていない中途半端な趣味ばかりが増えていって良いものかというモヤモヤした気持ちがどうしても拭えなくなっていたので、一度ここで自分の趣味について整理しようと決心しました。

やりたいことの優先順位を決めてみた

整理するためにもとりあえず普段から自分が触れていることや興味のある事柄について一覧に書き出した後、それぞれに対して優先順位をつけることにしました。

「これは自分にとっては絶対に欠かせないな」「始めてみたものの惰性で続けてしまってるな」など、自分なりの基準で項目をどんどん選り分けていきます。迷うものについてはやや優先度低めにしていきました。

以前は特に意識せずやりたい時にやりたいことに時間を使ってきましたが、こうして自分の好きなこと・興味があることを俯瞰することで、自分にとって本当に時間やお金を使いたいと思えるものが少し見えてきた気がします。

また、実際に一覧として書き出してみることで、頭の中だけで考えるよりもずっと作業しやすかったのでオススメです。ちなみに僕はメモ帳アプリ「Evernote」にポチポチと打ち込んでいきました。

この工程は前に読んだ「PDCAサイクル」に関して書かれた『鬼速PDCA』という本を参考にしました。「PDCA」が趣味に関する事柄にも応用できるかはわかりませんが、やるべきことを一覧・優先順位づけするという部分が興味深かったので利用してみました。

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大きな道具が必要なものは優先度を低めにした

趣味の整理とは別の部分で悩んでいたこととして「物が多すぎる」という問題がありました。

僕はゲームで遊ぶのが好きなので新しいゲーム機が出ると欲しくなってしまうのですが、昔のゲームも引き続き楽しむのでゲーム機やソフトが年々増えていきます。(最近はダウンロード版もあるので多少マシですが)

そのほか、弾けもしない楽器や本棚に収まりきらない数の書籍が次々と増えていったり……。楽しい反面、部屋を少しずつ圧迫していく物の多さに窮屈さも感じていました。

そのため今回は、物や道具を必要としない趣味を優先して選んでいくことに。旅行や美術館・博物館巡り、映画鑑賞などといった体験型の趣味がそれにあたります。

楽器演奏やゲーム、読書、グッズのコレクションなど物や道具が無くてはならない趣味に関しては、その中でさらに優先順位づけを行ってどうしても自分から切っては切り離せない趣味だけを厳選していきました。これについては買い物の際の判断基準にもなってくれたので衝動買いやムダ使いが少し減りました

考え抜いた末、ピアノとベースを手放すことに

今回の趣味整理で最も悩んだのは楽器に対しての優先順位付けでした。

ピアノ、アコースティックギター、エレキギター、エレキベースなど……面白そうだと思って気軽に手を出したもののほとんど弾けない楽器が部屋に鎮座し続けている状態。楽譜や教本も「買って満足」というような酷い有様で……。

中途半端な趣味は数を絞って一つに集中した方が……と考えたのは、この楽器たちに対する自責の念がきっかけでした。

楽器はどれも音を鳴らしているだけでも凄く楽しかったです。ですが一方で、楽曲演奏ができるくらい上達して誰かに聞かれても恥ずかしくないくらいしっかりとやり込んでみたいという思いもありました。

しかし、そのためには全ての楽器に手を出していたのでは時間が足りない……。そこで1種類に数を絞って時間とお金を集中させようと決めてピアノとベースを手放し、ギターだけを手元に残すことになりました。

ギターだけを残した理由

ギターだけを残したのは始めて挑戦した楽器だからというのもあるのですが、楽器の大きさや練習のしやすさも大きな決め手になりました。

ピアノと比べると部屋の占有スペースも大きくはなく、練習の際も近隣へ配慮して外へ持ち運ぶこともできるため楽器に触れる時間も確保しやすいです。演奏音についても消音ピックなど音を小さくするグッズが売っているのでそれを活用しています。

同じ弦楽器であるベースも残しておくかどうか悩んだのですが、今回は中途半端に選択肢を残すことなく一つのことに時間とお金を集中させることを選びました。

「やらないこと」を決めることも大切かもしれない

一つに絞ったおかげかどうかはわかりませんが、趣味を整理して以来ギターの練習がとても楽しいです。

今までのように何となくで手に取るのではなく、選択肢を絞り選んだことで自分の中で欠かせないものの一つになったのかもしれません。

「やりたいこと」だけでなく、「やらないこと」を決めるのも大切だと気付かされました。

たかが趣味。けれど腕前は尖らせたい

前に読んだ『未来をつくるキャリアの授業』という書籍の中で「それぞれの能力が平均的な丸いステータスよりも、一部の能力が鋭く尖ったステータスの方が有利」といった旨の内容が語られていました。

仕事についての本なので内容をそのまま趣味に当てはめられるかは疑問ですが、どのように時間を注ぎ込んで取り組むかということを考える上で影響を受けました。

「多趣味は無趣味」なんて言葉を耳にしたこともあります。僕も自信を持って紹介できる趣味を一つでも育て上げられるよう、自分にとって本当に好きなことに対して体当たりいきたいです。

とはいえ「つまみ食い」は続けていきたい

ただ見ているだけなのと、実際に触れて少しでもつまみ食いしてみることとでは得られる情報の量はだん違いです。

例えば、イラストや音楽、執筆などといった創作系の趣味に触れてみると、作る楽しさだけでなく作り上げるまでにかかる手間ヒマや難しさなど外側から見ているだけではわからなかったことをたくさん知ることが出来ます。また、実際に触れてみなければその趣味が自分に合っているかどうか判断することも難しいです。

その趣味を続けることになってもならなくても、少しでも実際に触れた経験はムダではないはず(と思いたい)。今回、趣味の数を絞る大切さを知りましたが、身の回りのことに目を向けていく好奇心も持ち続けていきたいです。

趣味に気持ちよく時間を使っていくために

時間は限られたものである以上、「道具を買って(始めて)しまったのでとりあえず続ける」のではなく本当に続けたいと思える好きなことに対して時間やお金を使っていくことが大切なのかもしれません。

いま流行りの「断捨離」というものに近いのかもしれませんが、自分にとって必要なものとそうでないものとを分けていく作業はなかなか気持ちの良い体験でした。

また折をみて振り返る時間を作っていきたいです。

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六味

六味

アニメゲームが大好き。最近は美術館へ足を運ぶことにもハマっています。このブログでは触れた作品や訪れた場所についての感想などを書いています。