先日、ゲーム『ペルソナ5』のサウンドを担当した方々のインタビュー記事が公開されていたので読んでみました。
それがきっかけで、ゲームのオープニングでよくロゴを目にする「CRIWARE」についても知ることに。
「ペルソナ5」サウンドメイキングを読んで
今回読んだインタビュー記事はコチラ↓
◆開発現場の声 – PS4 / PS3『ペルソナ5』サウンドメイキング
(URL:http://blog.cri-mw.co.jp/adx2portal/2017/06/uservoice002_atlus_p5/)
インタビュー記事というのは「ゲームがどのように作られているのか」などといったウラ話を知ることができるので読むのが大好きなのですが、今回は比較的珍しいサウンド・効果音関連の内容だったので個人的に注目度が高かったです。
ゲーム音楽の制作工程やゲーム開発に使用される効果音がどのように作られているのかなど、初めて知るような内容もあって読み応えのあるインタビュー記事でした。
環境音などを実際に録音する際の苦労も語られていて興味深かったです。今まではイチから音を作るよりも録音の方が手軽なのかなという印象を持っていましたが、余計な音が入ってしまったり理想の音がなかなか鳴らなかったりと、録音は録音なりの大変さがあることがわかりました。
見慣れた青いロゴマーク
このインタビュー記事が載っていたのは「CRI ADX2 Portal」というサイトなのですが、「CRIWARE」と書かれた青いロゴマークにとても見覚えが。
いつもゲームを始めた時に表示される”あの”ロゴマーク……!
そういえば、いつも表示されるロゴを何の気なしに眺めているだけでしたが、そもそも「CRIWARE」とは何ぞや?と気になってしまったので少し調べてみることにしました。
▽「CRIWARE」とは
「CRIWARE(シーアールアイウェア)」は株式会社CRI・ミドルウェアが提供している技術や製品の総称で、その中にゲーム開発で利用されるミドルウェアも含まれているようです。
◆CRI・ミドルウェア 公式サイト
(URL:http://www.cri-mw.co.jp/)
ミドルウェアというのはゲーム開発において、品質をより向上させたり、開発にかかる手間を軽減するために利用されるソフトウェア……という認識で合っているんでしょうか。その「CRIWARE」のミドルウェアを利用して開発されたゲームにはロゴが表示されているということですね。
「CRIWARE」のゲーム用ミドルウェアはゲーム中に流れる映像や音声の調整・演出に関するものをはじめ、ファイル圧縮や振動のパターンに関するものもあるようです。
また、自動車や医療関連のミドルウェアも提供されているそうで、関わりがあるのがゲームだけでないということを知って驚きました。
▽知らないまま過ごしていることって意外と多い
ということで、『ペルソナ5』のインタビュー記事をきっかけに「CRIWARE」について調べてみました。
今までゲームを遊ぶ度に目にしていたロゴの意味を初めて知ることになったわけですが、知らないことの意味を知らないままに日々を過ごしていることって意外と多いなぁと気付いてしまいました。
でも、知らなかったことを調査して明らかにするという体験はちょっとゲームっぽさを感じて楽しかったです。
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