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映画エッセイの名著が令和に復活!『お楽しみはこれからだ(愛蔵版)』

僕がずっと気になっていたとある映画エッセイの本が今年の初め頃に愛蔵版として復活したという情報を耳にしたのですぐさまゲットしました。 それが『お楽しみはこれからだ』シリーズです。

和田誠氏による映画エッセイの名著が愛蔵版として復活。

お楽しみはこれからだ』は、イラストレーター・グラフィックデザイナーとして名高い和田誠さんが「記憶に残る<映画の名セリフ>をご自身のイラストと共に紹介する」といったテーマのもと書かれたエッセイのシリーズです。

映画雑誌『キネマ旬報』にて連載されていた『お楽しみはこれからだ』は全7巻の書籍となって販売されていましたが、しばらく絶版の状態が続いていました。 それが今回、愛蔵版として2022年1月より毎月1巻ずつ復活・販売されているとのことです。

愛蔵版としての復活に際して、オリジナル版の表紙を再現した函に入った特別仕様となっているほか、各巻には書き下ろしエッセイを掲載した栞(小冊子という感じ)が付属します。

書き下ろしエッセイは現時点(2巻まで発売中)で1巻を村上春樹さん、2巻を小西康陽さんが担当されているとのこと。

中の本にはグラシン紙がかけられています。

名著だと有名なので、ずっと気になっていた

エッセイやコラムって面白いですよね。 僕はゲームや書籍、映画などについて書かれた文章を読むのが好きです。

自分でも触れたことのある作品に言及している文章では自分の感想と照らし合わせて共感したり逆に違った捉え方に驚かされたりするのを楽しんでいます。 自分の知らない作品に関する文章ではまだ見ぬ作品を知るきっかけをもらえるのが嬉しいです。

面白そうなエッセイを探し求めていくなかで和田誠さんが書かれた『お楽しみはこれからだ』シリーズが人気だと知りました。 しかし、絶版とのことで手が出せず肩を落とすハメに。

そのまま月日は流れて、今年2022年のはじめ。 風のウワサで『お楽しみはこれからだ』が復活するとの情報が……! 「これは読まねば!」と大急ぎでゲットしたのでした。

映画に詳しくなくても読む手が止まらぬ面白さ

第1巻で取り扱われている映画の数々はどれも1950年〜70年頃のものです。 恥ずかしながら僕は映画にめっぽう疎いので紹介されている作品のほとんどがわかりません。

それでも、和田さんの文章と横に添えられたイラストがなんとも魅力的で楽しく読めてしまいます。 この本を作品ガイドとして気になる映画をチェックしたくなりました。

「名セリフ」に注目するというテーマも面白いです。 原語のセリフを日本語に訳す際に意訳によって醸し出される不思議な味わいがあると思うのですが、そういった邦訳の妙みたいなものがたっぷり詰め込まれている一冊だと感じました。

完全に余談ですが、僕は映画『コマンドー』のセリフ回しとかすごく好きです。 声に出したい日本語のオンパレード。

付属の書き下ろしエッセイ栞について

第1巻に付属する栞に掲載された村上春樹さんによる書き下ろしエッセイを読みました。

栞といっても一般的に想像されるであろう細長い短冊型のアレとは違います。 サイズとしては文庫本と同じくらいで2~3ページほどの小冊子という感じ。

こんなサイズ感。( 本文の部分はボカしています)

エッセイでは村上さんが和田さんと出会った時のエピソードや一緒に観た映画とその作品に関する思い出などが語られていました。

次巻以降の内容は読めていないため想像しかできませんが、それぞれエッセイを担当された人と和田さんとの思い出を映画作品と絡めつつ語る内容になるのでしょうか。

これは次巻以降も集めていきたい

とりあえず一冊読んでみようという気軽な気持ちで手を出した『お楽しみはこれからだ』シリーズ、とても面白いです!

これはぜひ第2巻以降も集めたいと感じさせられました。 愛蔵版ということでオリジナル版と比べるとちょっぴり値上げされているものの、この読み応えを考えれば気になりますまい。

これを書いてる途中でいつの間にか電子書籍版(kindle)も出ていることを知りました。

紙版・電子版どちらで集めようか、ちと悩みます。 ムムム。

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六味

アニメゲームが大好き。最近は美術館へ足を運ぶことにもハマっています。このブログでは触れた作品や訪れた場所についての感想などを書いています。