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黒星紅白さんに「十三機兵」まで!? まさに俺得な『季刊エス Vol.69』

イラストレーションに関する情報を発信する雑誌『季刊エス』の最新号(Vol.69)が、あまりにも僕好みの内容だったので衝動買いしてしまいました。

僕の好みにブッ刺さる嬉しい特集の数々

どうしても気になる特集がある雑誌は手に取るように意識している中で、今回の『季刊エス』の内容は僕好みの特集があまりにも多かったため、考える間もなく購入ボタンをクリックしていました。

手に取るきっかけになった記事・読んでよかった記事をいくつかメモしようと思います。

黒星紅白さんの描き下ろしイラスト・メイキング&インタビュー

表紙を飾っている黒星紅白さんによる描き下ろしイラスト(巨大ピンナップ・クリアファイル付)と、そのイラストの制作工程を紹介するメイキング記事、そして黒星紅白さんへのインタビュー記事は読み応えありでした。

インタビューでは、これまでに担当されたイラストを振り返りながらイラストレーションやキャラクターデザインの作業時に意識していることなどが語られています。

今号のテーマである「アンティーク」な小物が絵中に登場する『キノの旅』をメインに、『世界征服~謀略のズヴィズダー~』や『ポッピンQ』、『プリンセス・プリンシパル』、『FGO』などのイラスト・キャラクターデザインが紹介され、それぞれデザインのポイントについて解説もありました。

イラストメイキングはラフ・線画・着彩までが写真付きで8ページ(ラフの解説も含めれば9ページ)にわたり解説されているので参考になります。

工程だけでなく作業PCのスペックやソフトウェア(SAI2)、さらにはブラシの設定も明かされていて「そんなに見せちゃっていいんですか!」と驚きました。 ありがたいっす……!

『十三機兵防衛圏』インタビュー(神谷盛治さん・平井有紀子さん)

ゲーム『十三機兵防衛圏』を開発したヴァニラウェア神谷盛治さん・平井有紀子さんへのインタビューも嬉しかったです。

神谷さんへのインタビューでは、過去に他誌で語られてきた制作のウラ側に関してもう一歩踏み込んだ内容になっているような印象がありました。 ヴァニラウェアの過去作品も例に挙げながら、それらの制作経験がいかにして『十三機兵』に取り入れられたのかを知ることができます。

個人的な見どころは「神谷さん流のシナリオの作り方(人間関係の描き方)」です。 舞台や歌舞伎の台本を参考にされたのだそうで、ヴァニラウェア作品の物語(シナリオ)がどんなことを意識して生み出されているのかが語られているので気になる人は、ぜひ。

(残念ながら日の目をみる機会を逃してしまったという「後日談」がものすごく気になりました……)

キャラクターデザインを担当された平井有紀子さんへのインタビューは、キャラクターを生み出す際のエピソードやヴェニラウェアでのデザイン作業の進め方、使用ソフトなど、ゲーム制作のウラ側を垣間見ることができる僕好みな内容でした。

《余談》 『ファミ通』の「十三機兵」特集がとても濃ゆい

いきなり別の雑誌に関する話題で恐縮ではございますが……

先日発売したゲーム雑誌『週刊ファミ通』の「十三機兵防衛圏」特集号(2020年3月26日・4月2日合併号)の内容がめっちゃ濃ゆくてオススメなんです。

ゲーム紹介にはじまり、発売後に行われたトークライブのレポート、遊んだファンへのアンケート結果、神谷さん直々にユーザーからの質問に答えるQ&Aなど、30ページもの大ボリュームで構成された特集で大満足でした。

表紙のイラストも平井さんによる描き下ろし(めちゃくちゃカッコいい)で、もはやちょっとした公式ファンブックみたいな状態。

こりゃあ、手に入れておかないと後悔するヤツでしょう。

イラストレーター・森倉円さんインタビュー

イラストレーターとしてご活躍中の森倉円さんへのインタビューも読むことができて嬉しかった記事のひとつです。

可愛らしい女の子のイラストに魅力を感じて作品に注目していたので、制作時に意識していることなどを知ることができて参考になりました。 森倉さんがイラストレーターとして活動を始めるまでのことや、イラストの仕事に携わるようになったきっかけなど、森倉さんご自身のことについても言及されています。

途中では「自分の武器(得意分野)を理解して伸ばしていく」ことについても語られていて、第一線で活躍されているクリエイターさんの創作に対する考え方に触れられたのがよかったです。

情報はもちろん、やる気もくれる心の栄養剤

憧れのクリエイターさんに関する記事が載っている書籍を読むと、情報を得られるだけでなく「自分も頑張ろう!」というやる気もいただけるような気がします。

まさに心の栄養剤の如し、でございます。

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六味

アニメゲームが大好き。最近は美術館へ足を運ぶことにもハマっています。このブログでは触れた作品や訪れた場所についての感想などを書いています。