ゲーム発売からおよそ半年。 『ゼルダの伝説 夢をみる島』のサントラCDが発売したのでゲットしました。 そりゃあもう、脊髄反射で予約ボタンをポチッとですとも。
ゲームボーイ版の音源まで網羅したサウンドトラックCD
『ゼルダの伝説 夢をみる島 オリジナルサウンドトラック』は、昨年発売したNintendoSwitch用ソフト『ゼルダの伝説 夢をみる島』の楽曲が収録されたサントラCDです。
なんとNintendoSwitch版だけでなく、リメイク元となるゲームボーイ版の楽曲まで網羅された4枚組のCDとして登場しました。 最高ッ……!
ケースもSwitch版とゲームボーイ版で分けられているというのが何とも粋ですね。 ゲームボーイ版の音源も決してオマケなんかじゃあないぞ、という本気を感じさせてくれます。
それぞれが持つ楽曲の雰囲気の違いを楽しめる
Switch版・ゲームボーイ版それぞれのCDでほぼ一緒の曲順で楽曲が収録されています。
ゲームボーイのピコピコ音源がリメイクでどのように生まれ変わったのか、逆にSwitch版で聴いた楽曲がゲームボーイではどんな雰囲気だったのか、それぞれが持つ雰囲気の違いを心ゆくまで味わうことができるのが素晴らしい。
これは毎回どんなサントラCDを聴いても感じることですが、同じ楽曲であってもゲームを遊びながら聴くのと、曲単体で聴くのとではまた少し趣が違って聴こえます。
そこもサウンドトラックの大きな魅力ですなぁ。
まるで夢みたいなゲームボーイ版のCD化
どれほど夢見たことでしょう、ゲームボーイ版『夢をみる島』の楽曲をサントラの形で聴ける日のことを。
振り返ってみると、これまでに『ゼルダの伝説』シリーズのサウンドトラックCDはいくつも発売されており、中にはシリーズ作品の楽曲をまとめたベストアルバムのようなCDも出ています。
しかしながら、『夢をみる島』をはじめとする携帯機向け作品の楽曲は悲しいかな日の目をみる機会が少なく、上記のベストアルバムにも数えるほどの曲数しか収録されてきませんでした。
それが今回の『夢をみる島サントラ』によって完全なカタチで楽曲を聴くことができるようになってくれて、個人的には言葉にできないほどの喜びに打ち震えております。
いや、ホント、大げさじゃなく20年以上待ちわびましたよ。 発売してくれたことに心からの御礼を。
(いつの日か『ふしぎの木の実』などの楽曲も聴ける日がきますように……)
「ゲーム音楽」という文化を応援していく
CDが売れなくなっていると叫ばれて久しい昨今、それでもゲーム音楽をサウンドトラックというカタチにして発売してくれる気概には感謝してもしきれません。
懐事情も切実ではあるので世に出るサントラ全てを手に取るというのは難しいものの、せめて自分が気に入った作品だけでもできる限りの応援をしていきたいと思っています。
う〜ん……ゲーム音楽、最高!