ぶらり紀行

「小林 一三」を知るために

小林 一三「阪急電鉄」「宝塚歌劇団」「東宝」など、数多くの事業の創始者として名を残す小林 一三(こばやし いちぞう)。
 先日、山梨県韮崎市立大村記念図書館で行われた向山 建生さん(逸翁・耳庵研究所長 山梨大学客員教授)による講演会「イチゾウを支えた同郷人たち」を聞いてきました。

 小林 一三のことを知ったのは恥ずかしながらつい昨年のことで、歴史上の偉人にスポットを当てたテレビ番組の一三に関する回を観たことがきっかけ。
 現在では当たり前のように存在している数々の事業の礎を築いた一三のユニークな人柄や、そんな一三が山梨の出身であるということを知って興味を持ちました。

 氏について詳しく調べてみたいと思っていたところ、一三について研究されている向山 建生さんの講演会があるという情報を得たので良い機会とばかりに足を運んできたのでした。(後ほど調べて気が付いたのですが、僕が一三を知るきっかけとなった番組にゲストとしてご出演されていたようです)

 一三が成した事業についてはテレビや新聞記事で取り上げられていたのである程度は頭に入っていたのですが、今回の講演の主題である一三を支えた人々のことについては詳しく知りませんでした。講演会では一三に関するエピソードと共に関係する人々のことが紹介されていたので、一三の人となりをより詳しく知ることができて嬉しかったです。

 講演会の後は少し時間があったので会場からほど近い一三の生家跡にも立ち寄ることに。ひっそりと石碑が立っていました。

「小林一三生家跡」の石碑

 ちなみに、一三のことを知るために数ある書籍の中から選んで読んでみました。かなりの書籍が発売されているようで(行った事業ごとにも)、迷ってしまいましたが一三の生涯についてわかりやすくまとめられた「宝塚を作った男 小林一三の一生 (別冊宝島)」が読みやすかったです。

 講演会から帰ってきてからというもの、いてもたってもいられず一三が書いた自伝「逸翁自叙伝」を読み進めています。僕の知らない時代の様相には興味を引かれます。
 
 「宝塚を作った男〜」の客観的に捉えられた一三の人物像と「逸翁自叙伝」の一三本人の心情との差異がとても面白いです。同じ情報でも見る角度や切り取り方によって印象が変わってくるんですね。

 そういえば、今年の1月25日に没後60年を迎えたということでラジオドラマ(公式サイト)も放送されたのですが、こちらも楽しく聞けました。

 歴史に疎いこともあって、偉人に対してここまで強く心惹かれるということは初めてだったので貴重な体験ができました。これを良いきっかけとして、引き続き氏について調べてみようと思ってます。

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六味

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アニメゲームが大好き。最近は美術館へ足を運ぶことにもハマっています。このブログでは触れた作品や訪れた場所についての感想などを書いています。