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コトブキヤがおくる「手首」のデッサン人形!『ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル(R)』

初めてクラウドファンディングの支援を体験させてもらった『ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル(R)』が返礼品として届きました。

アーティスト向け新シリーズフィギュアとして誕生した「ハンドモデル」

今回ゲットした『ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル(R)』は、フィギュア・プラモデルメーカーの老舗「壽屋(コトブキヤ)」がおくる、アーティストやそれを志す人たち向けの新たなフィギュアシリーズ「ARTIST SUPPORT ITEM」の第1弾です。

ハンドモデル(R)』はその名の通り右手首の形をしたフィギュアで、アニメーターとして数多の美しい手を描かれてきた加々美高浩さんによる徹底監修のもと、コトブキヤの原型師・白髭創さんによって立体化された、これまでにないサポートアイテムとして登場しました。

加々美さんと聞いて僕がまっさきに思い浮かべる作品はやっぱりTVアニメ遊戯王デュエルモンスターズ』でしょうか。 ビシッと画面に向かって突き出された手のカッコよさが脳裏に焼き付いています。

加々美さんは『加々美高浩が全力で教える「手」の描き方 圧倒的に心を揺さぶる作画流儀』をはじめとする「手の描き方」に焦点をあてた教則本も書かれていますね。

そんな「手」のプロフェッショナルと技術は折り紙付きな模型メーカーとのタッグによって生まれた、まさに夢のようなデッサン人形というわけです。

まずは先行販売としてクラウンドファンディングが実施され、開始後すぐに達成率3000%を超えるなど注目を集めました。 僕にとっては初めてのクラウドファンディング支援となる貴重な体験でした。

《追記》 一般販売などのスケジュールが明らかに

すでに『ハンドモデル(R)』のクラウドファンディングは終了していますが、2023年8月29日11時より一般販売分の予約が開始されるとアナウンスがありました。

取り扱いはコトブキヤ各店舗(立川本店、秋葉原館、日本橋大阪)やコトブキヤオンラインショップ全国のホビーショップ等を予定されているそうです。

さらに今回の好評を受けて左手バージョンとなる『ハンドモデル(L)』の制作も決定されたそうで、こちらは2023年9月15日12時よりクラウドファンディング実施との発表がありました。

もし興味を持たれた人はコトブキヤの公式サイトなどで詳細をご確認くださいませ。

ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル/R – コトブキヤ公式サイト

仕様や付属物などについて

『ハンドモデル(R)』はカラーが「グレー」と「ホワイト」の2色あり、僕はグレーを選びました。

コトブキヤによると「肌の明るさに近くよりリアルなトーンを観察しやすいグレー」と「手に落ちる影を観察しやすいホワイト」といった違いがあるようです。

内容物は「ハンドモデル本体」と「スタンド台座」に「スタンド支柱(2種)」、そして「取扱説明書」となっています。 今回はそれに加えてクラウドファンディング特典としてメッセージカードも付属しました。

化粧箱はマグネット留めで開閉しやすく、内容物の収納もシンプルな構造で取り出しやすかったのが嬉しいポイント。

付属の「スタンド(台座+支柱)」を使えばお好みのポージングでハンドモデルを飾ることができます。 手放した状態で作画の参考にできるので便利ですね。 支柱が2種類あるのはハンドモデルの向きによって使い分けるようです。

手首が上向きの場合は短い支柱を……

横向きの場合は長い支柱を使用。

「取扱説明書」にはハンドモデルの取り扱いにおける注意事項やスタンドの使い方のほか、加々美さん直伝のハンドモデルを参考に美しい手を描く際のアドバイスも掲載されていました。

手の作画資料として申し分ない造形

サイズが実際の手に近いこともあって資料としてとても参考になりそうです。

握手ができるサイズ感。

プロポーションも加々美さんの描かれる手がもとになっているだけあって華奢でもゴツゴツでもない、つい「ふつくしい……」と声に出てしまうような文字通りの“美手”でした。

そして、なんといっても注目すべきは可動性の高さでしょう。

コトブキヤの技術力によって自然な手の開閉や指先の曲がり・反りが可能となっていてとにかく「メチャクチャ動くぞッ!」と驚かされました。 特に親指周りの可動ギミックは感動しちゃいますよ。

いろいろなポーズも自由自在!

さらに人体では不可能な方向への動きはできないように設計されているとのことで、参考資料としての信頼も厚そうですね。

しかも実物大に近いフィギュアということで、実際に何かを持たせて「握ったポーズ」の参考にすることもできると。 とてつもないポテンシャルを秘めている……!

手近な棒のようなものがこれしかなかった。

資料としてだけでなく、触っていてスゴく楽しい

自分にとって意外だったのは「ただ触っているだけでメチャクチャ楽しい」ことです。

はじめは単に作画資料を目的として手に入れた『ハンドモデル』だったので頻繁に触るつもりはなかったのですが、可動フィギュアとしての触る楽しみも存分に味わわせてくれて動かすのに夢中になりました。

非常に緻密なパーツの組み合わせで作られているので、手指を動かしているだけでなんだか変形ロボットをガチャガチャしているかのようなワクワク感が湧き上がり、しばらく時間を忘れて没頭してしまったんです。

いろいろなポージングを試すなかで「手」の持つ表情の豊かさを改めて感じられましたし、見て触って楽しめるコトブキヤの真髄がカタチを持ったと思えるステキなアイテムでした。 最高っす。

手がバッチリ決まれば画面も決まる(と思う)

人物を描く時、手がカッコよく・美しく決まっているかどうかは画面全体のクオリティを大きく左右するのではないかと考えています。

手の描写がテキトーだとどこか締まりのない一枚に見えてしまう気がするんです。 手がビシッと決まってさえいれば、ある程度は画面が引き締まってくれるのかな……?

手が主題じゃない絵で比較すべきだった気もする。

あくまで僕個人の感想の域を出ない話ではありますが、手というパーツは見る人の視線を集めるし、手の表情(しぐさ)によって伝わる情報量は想像しているよりずっと多いのかもしれません。

そんな重要な部位であろう「手」だけれど、描くのってホント難しいですよね……。 曲がるところがいっぱいで複雑な形。 ちょっと角度がついたらもうお手上げです。

今までは自分の手を参考にするために関節技かってくらいねじれる角度で眺めたり、わざわざ写真に撮ったりするなど四苦八苦してきました。

でも、『ハンドモデル』のおかげでそんな苦しい日々とはオサラバできる……かも!

触って遊んだ結果「手」に対する苦手意識が軽減されて、もっと仲良くなれそうな期待があります。

「こういうのが欲しかった」が実現した一品

手首のデッサン人形『ハンドモデル』は「こういうのが欲しかった」と夢見ていたものが実現した素晴らしいアイテムでした。

あとは耐久性がいかほどかという点が気になりますが、それが明らかになるまでにはもう少し時間が必要でしょう。 使っていくなかで気になったことがあれば追記していこうと思います。

初めて触った第一印象としては文句なくオススメっす!

一般販売や左手モデルに関する情報はおそらくコトブキヤの公式サイト等で発表されていくかと思われますので、興味を持たれた人はお見逃しなく!

外部リンク

ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル/R – コトブキヤ公式サイト

コトブキヤ宣伝(@kotobukiyas) – コトブキヤ公式X(Twitter)

ハンドモデル/R クラウドファンディング – Makuake公式サイト

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六味

アニメゲームが大好き。最近は美術館へ足を運ぶことにもハマっています。このブログでは触れた作品や訪れた場所についての感想などを書いています。