海外で先月発売した『ウルトラマン』の北米版ブルーレイのジャケットがあまりにオシャレだったので、Amazon経由でゲットしてしまいました。
初代「マン」の物語が6枚組で全話収録されたブルーレイ
『ウルトラ』シリーズなど円谷特撮作品の多くは、日本国内でデジタル・リマスターによって美麗な映像で蘇ったブルーレイBOXが発売されています。
そんななか、外国でも日本語音声+英語字幕(ON・OFF可能)といった内容の北米版ブルーレイが新たに発売されるとの情報を耳にして気になっていました。
※ ケース・ジャケットのデザインは「限定スチールブック版」と「通常版」の2種類あるようです
日本版はディスクが9枚組なのに対して北米版は6枚組と、より少ない枚数に全話がまとめられています。
しかし、日本版の一部話数で対応していた「5.1ch音声」が北米版には無いなど、削減されている仕様もあるようです。 比較できていないため明言はできませんが、もしかすると画質についても良し悪しがあるのかも……?
ちなみに、北米版DVDは日本のDVDプレーヤーには対応していない(国別に対応する「リージョン」というものが存在するため)など視聴するのが困難でしたが、ブルーレイの場合は「リージョン」がDVDよりも緩和されていて北米版も日本のプレーヤーで再生できるようです。 (お目当てのブルーレイが再生可能かは要チェックですが……)
悩んだけれどオシャレなジャケットにたまらず……
今の時代、DVDやブルーレイ以外にも月定額制の動画配信サイト(「hulu」など)でも特撮作品が楽しめるようになってきています。
また観たくなった時には有料配信サイトを利用すれば良いかなぁと思ってきたのですが、北米版の手頃な価格とハイカラなデザインのジャケットについつい衝動が揺さぶられてしまい……
結果、Amazon(日本)経由で海外のDVDショップに注文することに。
※ Amazon経由に限らず、海外通販を利用する時にはショップの購入者レビューや評判など下調べをしっかりと行った上での購入をオススメします! 場合によっては「商品が届かない」・「破損していた」などトラブル発生もあるようです。
飾っておきたくなるような見た目にウットリ
で、注文からかなりの日数を要して(後述)ようやく届いたので、さっそく中身を確かめてみることに。
本編ディスク6枚のほか、『ウルトラマン』の番組内容や登場する怪獣・人物・アイテムを紹介したブックレット(もちろん英語)も付属していて、なかなか豪華な雰囲気。
ディスクのレーベル面も赤で統一されたデザインでカッコいいです。

アバンギャルドな感じ。
繰り返し観る場合、ディスクは別途保管がオススメ
開けてみて驚いたのが6枚組ディスクが3枚ずつ連続して収納されていたことです。
上のディスクが下のディスクとピッタリくっついていて傷つきそうなのに加えて、軸のツメが固いのか取り出す度にディスクが折れそうなくらいメキメキなりました。 繰り返し観賞する場合には、ディスクは別のケースへ移しておくことを強くオススメします。

こんな風に。
僕はいつも、DVDやブルーレイを買ったらすぐにディスクだけ別売りのディスクケースに入れてプレーヤーの近くへ並べ、元のジャケットケースは収納へ仕舞うという方法で保管しています。
ラインナップは今後も追加予定らしい
同シリーズの北米版ブルーレイは今回手に入れた『ウルトラマン(初代)』のほかに『ウルトラQ』も発売しました。
今後もラインナップ追加が予定されているそうで、12月には『ウルトラセブン』も控えているのだとか。
国内版の胸元を模したジャケットデザインとはまた少し趣の異なるオシャレな見た目は、なかなかに魅力的でついつい食指が伸びてしまいそう……。
《後日追記》
知らぬ間に『帰ってきたウルトラマン』も発売しているじゃあないですか! うおー、欲しい。
やっぱり、このシリーズのジャケットデザイン良いですねぇ。 並べて飾っておきたくなるようなオシャレ感。
注文から届くまで約半月かかった
注文してから手元に届くまでには18日ほどかかりました。
海外からの取り寄せということで日数がかかることは覚悟していたものの、届くまではずいぶんと待ち遠しい思いをすることに。
幸い、海外からの配送も追跡できる伝票番号を知らせてもらえて、それをもとに品物の現在地を調べることができたので不安を感じることはありませんでした。
ただ、梱包が少し簡素だったり(薄いダンボール封筒に直入れ)、上記のように配送に日数を要するので、海外通販はそのあたりを妥協できる人にのみオススメという印象です。
《余談》 11月から始まる『ウルトラアーカイブス』の「ウルトラマン」編も気になる
2018年末から円谷プロの公式企画としてスタートしている『ウルトラアーカイブス』。
円谷特撮作品の一話一話にスポットをあて、当時の制作関係者の証言をもとにエピソードを深掘りするというファン向けの企画で、各地の映画館での中継やDVD・BD化、写真資料の書籍化などが行われています。
『ウルトラQ』の「2020年の挑戦」を皮切りに「ガラモンの逆襲」・「東京氷河期」・「カネゴンの繭」と回を経て、いよいよ『ウルトラマン』編がスタートすることが告知されました。
『ウルトラマン』編で最初に取り上げられるのは「バルタン星人」が初登場する「第2話・侵略者を撃て」とのこと。 すでにDVD・BDセットの予約も開始されていますね。
当時の作品制作のウラ側を知ることができる内容というのは貴重だと思うのでかなり気になっています。
大人になってから観ても、やっぱり『ウルトラマン』はカッコいいです。
《追記》 本編と合わせて『研究読本』を読むのが楽しい
本編を観るのに合わせて、『ウルトラマン研究読本』という書籍も読みながら楽しんでいます。
当時の出演者や制作関係者へのインタビューなど『ウルトラマン』という作品のウラ側がたっぷり語られている一冊で、1話ずつ制作時の思い出を振り返る形式になっています。
これを本編を1話ずつ観た後に読んで「あのシーンにはそんな苦労話が……」と思いを馳せるのがなんとも楽しい……!
タイミングによっては手に入れるのが難しいこともあるようですが、ぜひオススメしたい一冊です。 『ウルトラセブン研究読本』も発売中とのこと。