ここ最近、疲れが溜まりやすかったりするなど、どうにも体力の衰えを感じてしまう場面が増えてきました。
僕は運動が大の苦手なのでスポーツとは縁遠い生活を送ってきましたが、ここにきて一念発起。 「エアロバイク(進まない自転車みたいなヤツです)」を導入して、毎日漕ぎ始めました。 さらば運動不足ッ!
初心者にもオススメらしい「アルインコ」のバイク
今回導入したエアロバイクは「アルインコ」というメーカーの『エアロマグネティックバイク AF6200』というモデル。
エアロバイクについては知識ゼロだったので、とりあえずショッピングサイトで一位になっていたモデルで検討することに。
さすがに即決は不安だったのでモデル名をもとに評判を調べたところ、「初心者にもオススメ」と高評価が多かったのでコレに決定しました。
組み立てが必要だけど、カンタンなので安心
こちらは同梱のネジなどを使って自分で組み立てるモデルなので、説明書とにらめっこしながらパーツを組み合わせていきます。
組み立てはおよそ30分ほどで完了。 特に難しいところもなく組み立てられました。
設置のために必要なスペースも大きすぎないので良い感じ。 一畳あれば十分なくらいかと。
安いし、静か! イメージを覆されました
さっそく試運転をしてみたのですが、まず驚いたのがペダルを漕いでも騒音がほとんど無いこと! 僕の中では、漕ぐたびに「ウォン!ウォン!ウォン!」と大音量が響くという勝手なイメージがあったのでオドロキました。
どうやらエアロバイクの駆動方式には様々なタイプがあるようで、このモデルが採用している「マグネット負荷方式」はその名のとおり磁石の力で負荷をかけているため、これだけの静音性が実現できているらしいです。
実際にはペダルが回転する音(「ゴォー」という小さな音)は出るため全くの無音ではないものの、それでも一つ部屋を隔てれば聞こえないくらいなので、近隣への心配は深夜・早朝でなければほぼ必要ないかと思われます。
導入の際に「音」に関しては気になっていたので、これは嬉しいポイント。
価格もお手頃なので、月会費をかけてスポーツジムに通うよりも僕には合っているようです(笑)
床には防音マットがあると安心かも
ほとんど音はないものの、ペダルを漕ぐとどうしても振動は起きてしまいます。
無用なご近所トラブルを防ぐためにも、床には防音マットを敷いておくと安心かと思います。 ダンボールや100円ショップで手に入るパズルピース型マットなどでも多少の効果はあるようです。
専用の防振・防音マットも販売されているみたい。
余談)連続使用時間にはご注意を
エアロバイクの駆動方式によっては、一度に使用できる時間が決められている場合があります。
ペダルを漕ぐことでパーツに摩擦熱が発生するため、その熱を逃がす時間(放熱時間)を置かないと故障の原因になってしまうのだとか。
僕が導入した『AF6200』が採用している「マグネット負荷方式」については、「一度の使用時間は30分程度まで」・「放熱のために次の使用まで1時間ほど置くこと」との説明がありました。
駆動方式によってはもっと長く使えるものもあるようなので、利用目的によってモデルを選ぶといいみたいですね。
そもそも何故エアロバイクを?
先にも書いたとおり、運動不足の解消を目的としてエアロバイクを漕ぎ始めたわけですが、そもそも何故エアロバイクを選んだのかを書いていこうと思います。
大きな理由は「他の運動は長続きしなかった」ことと「とあるゲームデザイナーさんがエアロバイクを導入していた」ことです。
他の運動は長続きがしなかった……
運動が大の苦手である僕でも一度は「運動しなくては!」と奮起してランニングなどに挑戦したことはあります。
ただ、これが長続きしなかった……。 「面倒くさい」という気持ちがあまりに強敵で、これに打ち勝つことができませんでした。
ランニングなど外での運動では、まず玄関をくぐるまでが大変です。身支度を整えたりする間にどうしても面倒くささに襲われます。 その日の天候に左右されてしまうのも大変でした。
では、室内でできる有酸素運動はどうかと踏み台昇降にも挑戦してみましたが、どうしても楽しみながら続けることができず。 ツラいばかりで、残念ながら諦める結果に。
最近では運動する時間を捻出するのも難しく、「運動ってこんなに大変なのか」と半ば絶望していたのですが……。
ゲームデザイナー・桜井政博さんのあるコラムに光明を見出す
僕はゲームで遊ぶのが好きなので、ゲームに関するコラム記事や書籍もよく読みます。
中でもゲームデザイナー・桜井政博さんが『週刊ファミ通』という雑誌で連載しているゲームコラムが好きなのですが、その中でとある記事が目に止まりました。
桜井さんといえば『星のカービィ』の生みの親であり、先日発売された『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の制作指揮を執られていたことでも有名なゲームクリエイターです。
その多忙ぶりはコラム内でもしばしば触れられていましたが、健康維持のために運動したくとも時間がなかなか取れなかったとのこと。
そこで桜井さんが実践されたのが、上半身では別のこと(ゲーム)をしながらエアロバイクを漕ぐ「ながらエアロバイク」でした。
この記事を読んで「コレだ!」と感じ、今回エアロバイクを導入する大きな後押しとなってくれました。
これなら僕でも今までゲームやアニメを楽しんでいた時間に重ねることで、新たに時間を捻出しなくとも運動ができるようになります。
ちなみに、桜井さんのエアロバイクに関する記事は、コラムをまとめた書籍『桜井政博のゲームを遊んで思うこと2』に収録されている「Vol.431 ゲームしながら運動のススメ」で読むことができますよ。
こんなに楽しく運動できるとは
エアロバイクを導入して以降、録画した番組をスマホで観ながらペダルを回す生活が毎日欠かさず続いております。
運動不足解消や健康維持はもちろんのこと、何よりも「楽しい」という気持ちがここまで大きいことにオドロキを隠せません。
漕ぎ終わったあとの「ヘトヘトだけど気持ちが良い」という感覚は、今まで行ってきた他の運動では感じることのできないものでした。
おそらく相性のようなものがあって、僕にはエアロバイクを使った運動が合っていたということなのでしょう。
なかなか新しいことに挑戦したくても時間を捻出することが難しい状況の中で、追加で時間を投資せずとも運動を取り入れることができたのはとてもありがたいです。
いつかエアロバイクを漕いだ成果を自分の身体で実感できる日を楽しみに、しばらくこの生活を続けてみたいと思います。
ホント良い買い物ができました。