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『ジャンプ流! Vol.25(荒木飛呂彦)』

 先日、楽しみにしていた「ジャンプ流! DVD付分冊マンガ講座(25) 」が発売されたのでゲットしました。『ジョジョの奇妙な冒険』の作者・荒木飛呂彦先生の特集号です。

 「ジャンプ流!」は各号ひとりずつジャンプの漫画家さんを特集している雑誌。下記のような内容で、全部で25巻あります。

  • 秘伝ガイド(冊子)
  • DVD
  • 複製原画
  • モ写用紙

 冊子には漫画家さんへのインタビューなどが掲載されており、付録のDVDでは漫画家さんの作業風景や仕事場の紹介といった映像を楽しむことができます。

 「モ写用紙」というのは漫画家さんの作品の一場面が薄く印刷された原稿用紙で、上からペンでなぞることでプロの筆づかいを体感できるものらしいです。

 僕の好きな漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの荒木飛呂彦先生が最終巻である25巻で特集されるとのことで、ずっと発売を楽しみに待っていました。

 まずはDVDを観たのですが非常にタメになる内容で時間を忘れて見入ってしまいました。先生が漫画を描くのに使っている道具を知ることができたのも良かったですし(筆ペンも使われているというのはオドロキ)、作業をしながら語られた漫画に対しての考えはとても興味深く、先生の作品をより深く楽しめるようになった気がします。

 個人的に嬉しかったのは作業中の様子が等速の映像だったこと。最近は漫画家さんやイラストレーターさんの作業風景を映像で観られる機会が増えてきていますが、尺の都合で倍速の早回し映像になっていることも少なくありません。
 倍速だとどれくらいの速さ・強さで筆を運んでいるかなどといった貴重な情報がこぼれ落ちてしまうんですよね。なので、始めから終わりまでを倍速で一気に見せている映像よりも、今回のように工程ごとにカットを挟みながらも等速で見せてくれる映像の方が僕は好みです。
 
 秘伝ガイド(冊子)では先生のデビュー当時から現在にかけての作品づくりに関しての話などが掲載されていました。
 こちらは今までに他の雑誌や書籍にも載っているような内容なので真新しさこそありませんでしたが、先生が『ジョジョ』以前に描かれていた作品の紹介や『ジョジョ』を描いていく上で参考にされたモノの話など、荒木先生がどのような漫画家さんなのかということがわかりやすくまとめられていると思いました。

 最終巻にして初めて「ジャンプ流!」に触れましたが、かなり満足な内容でした。その中でもやっぱり貴重な作業風景を観ることができるDVDが嬉しかったです。

 等速映像でありながらも物凄い勢いで漫画が描き上げられていく様子は圧巻の一言。卓越した技術を持つ人の作業する姿というのは、それだけでエンターテイメントになっている気がします。

 当初は「荒木先生の特集号だけでいいかな」なんて思っていたんですが、こんなに満足度が高いので他の漫画家さんの特集号にも興味が湧いてしまいました。



 

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六味

六味

アニメゲームが大好き。最近は美術館へ足を運ぶことにもハマっています。このブログでは触れた作品や訪れた場所についての感想などを書いています。