時間の使い方に対する意識を少しでも変えたいと思い、「タニタ」から発売している“振動だけで知らせてくれるタイマー”『クイック(TD-370N)』を導入してみることにしました。
音を鳴らさず振動で時を知らせてくれる「タニタ」のタイマー
体重計などでおなじみのメーカー「タニタ」から発売しているタイマー『クイック(TD-370N)』は、「アラーム音」または「振動」どちらで時間を知らせるかを選ぶことができるのが特徴の製品です。
大きな音を鳴らさずに「ブルブルッ」とバイブレーションだけで知らせてくれるので、大きな音を出せないオフィスや公共空間でも使用することができるタイマーです。振動音は携帯電話のバイブレーションとほぼ同じくらいの大きさがします。
本体もコンパクトで軽く、ボタン周りは誤動作防止に透明なカバーも付いています。
時間の使い方にいつも頭を悩ませていて……
いつも時間が空くと、ついボーッと無為に過ごしてしまって後悔することが少なくありません。
ほかにも、調べ物をするためにスマホを触っていると、気が付けばネットサーフィンに変わってしまっていた……など、自分にガッカリさせられることが多かったので「これはイカン」と時間の使い方を意識しようと思い立ちました。
そうはいっても、いったい何をどのようにしたらいいのやら……と悩んでいたところ、一冊の本に出会うことに。
『ライフハック大全』に書かれた「時間管理」について読む
たまたま見つけて気になった『ライフハック大全』という本。生活をより良くするための習慣についてヒントを与えてくれる一冊とのことでパラパラと読み進めていたのですが、その中で「タニタ」の『クイック(TD-370N)』を活用した時間管理法が紹介されていたのです。
仕事における「メールの確認・返信」などといった各作業に費やしている時間を計測して把握することで、一日の予定を上手に組み立ててスムーズに業務を進められるようになる……というような内容が掲載されていました。
「ポモドーロ・テクニック」も有名な時間管理法のひとつ
他にも、タイマーを使った時間管理のひとつとして「ポモドーロ・テクニック」も有名ですね。25分間の作業と5分間の休憩を1セットとして、それをタイマーを使って繰り返していくことで、常に良い集中力で作業できるというものです。
音を出さないタイマーによって、場所を選ばずにこのテクニックを導入できるようになりました。
さっそくタイマーを取り入れてみることに
また、このタイマーは仕事だけでなく私生活にも取り入れられると思い、趣味のときにも活用してみることにしました。
例えば、僕は寝る前に15分だけでも読書する時間を確保するようにしているのですが、面白い作品に熱中するとつい読みふけってしまうことがあります。睡眠不足で翌日に影響してもマズいので時計を気にしながら読むことになるのですが、そうすると内容への集中を欠いてしまう……。
そんな時にタイマーをセットして、指定時間になるまでは眼前の本だけに集中するというように変えてみました。振動モードなら音が出ないので深夜でも安心して使えます。
一日タイマー1回分を習慣化
他にも、やりたいことが色々(録画番組を観たり、遊び途中のゲームを進めたり、買ったままのマンガを読んだり……等々)あるので、それぞれタイマー1回分は必ず手をつけるように習慣化しました。
一つのことにたくさんの時間を使わずに、まんべんなく色々なことに少しずつ時間を振り分けていくようにしています。
スマホでいいじゃん……と思いきや
「タイマー機能ならスマホにも備え付けられているじゃん」と最初は思っていたのですが、実際に振動タイマーを使ってみると便利で手放せません。
振動だけで知らせてくれるのも助かりますし、本体のボタンを一度押すだけですぐタイマーを開始してくれる手軽さは良いです。スマホと比べても些細な差ではあるのですが、慣れてくると意外と大きな差のように感じられてきます。
僕の場合、スマホだとタイマーの設定ついでにメールの確認やネットを少々……なんて危険性もあるので、ちょっとスマホから距離を置くくらいがちょうどいいのかもしれません。
《余談》付属のストラップを別のネックストラップに替えました
このタイマーにはクリップ型のストラップが付属しているので、胸ポケットなどに取り付ける際に便利です。ただ、自宅でラフな服装で過ごしているときなどは少し持ち運びにくかったので、別に用意したネックストラップに取り替えました。
首から下げられるようになったので持ち運びもカンタンです。