7月11日は任天堂の前社長・岩田聡さんのご命日です。 2015年に逝去されてから3年の年月が経ちました。
身近な人以外の命日を意識することは今までにあまりなかったのですが、「7月11日」という日付については自分でも不思議なくらい胸に刻みつけられています。
毎年この時期になると、『岩田聡の原点〜高校同期生26人の証言〜』という本を読み返します。
岩田聡さんの学生時代の様子が語られた証言集
『岩田聡の原点〜高校同期生26人の証言〜』は、岩田さんが亡くなられた翌年に電子書籍で発行されたもので、岩田さんがどんな学生だったのかといった様子が当時の同級生たちによって語られています。
学校生活の様子や部活動での活躍、授業の内容を書き取ったノートなど……高校での学校生活の様子をメインにすえて、岩田さんの人柄について描かれていました。
ご本人からすれば授業ノートまで見られてしまうのは恥ずかしいかもしれませんが、プログラマーや社長といった面しか知らなかった僕にとっては、書名のとおり岩田さんの“原点”を垣間見ることができて嬉しかったです。
そのほか、趣味などにも言及されていて、学生時代は音楽(プログレッシブ・ロック)をよく聴いていたといった情報も出てきたのが印象に残っています。 「イエス」や「ピンク・フロイド」がお好きだったのだとか。僕は恥ずかしながら“プログレ“という音楽ジャンルは詳しくないので、これをきっかけに聴いてみたいと思っています。
この時期には「ほぼ日」の岩田さんに関する記事を読み返したくなる
糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)」に掲載された岩田さんへのインタビュー記事などがまとめられている「岩田聡さんのコンテンツ。」もよく読み返します。
僕がインタビューや対談記事を読むのが好きだからというのもあるかもしれませんが、やっぱり何度読んでも面白い記事ばかりです。
教養ある人のことばというのは本当に勉強になります。最近になって強くそう感じるようになりました。