気が付くと2017年もあとわずかということで、今年触れたものについて少しまとめてみようと思います。まずは今年観た映画作品の中からいくつかをピックアップ(順不同)。ブルーレイ・レンタル・TV放送作品も含めています。
響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~
TVアニメ『響け!ユーフォニアム』の劇場版第2弾。第1弾と同じくTVシリーズ(第2期)を再構成した内容でしたが、やっぱり何度観ても面白いものは面白いです。
前作では吹奏楽部全体としての成長が描かれていたのに対して、主人公・久美子と先輩・あすかの関係性にポイントを絞って描かれていたのが印象的でした。TV版2期では他にも大事件が起こっていましたが、それを感じさせないくらい自然に二人の物語だけが抽出されていました。TV版とは違うラストシーンも心地よい余韻を残してくれる終わり方で好きです。
ブルーレイ・DVDの発売が待ちきれません。新作映画『リズと青い鳥』もとても楽しみ。
◆ ようやく観られた『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』
ゴッホ~最期の手紙~
この作品は映画館で観ることができて本当に良かったと感じた作品です。全ての映像が一枚一枚手描きの油彩画で作られた映画で、それだけでも十分な見どころではあるのですが、ゴッホの死の真相を追うというミステリアスな物語にも惹かれました。
ゴッホ作品の荒々しいタッチを再現していながらも、感情がハッキリとわかるくらい綿密に描き込まれた人物の表情や所作からは、今まで味わったことのない不思議な感覚を覚えました。
また、作中で流れている音楽もどれも素晴らしく、観終えてすぐにサントラを購入しました。落ち着きたい気分の時にはよく聴いています。
◆ 6万枚を超える油絵で構成された映画『ゴッホ〜最期の手紙〜』を観てきました。
劇場版 アイカツスターズ!&アイカツ!~ねらわれた魔法のアイカツ!カード~
TV放送中のアイドルアニメ『アイカツスターズ!』の劇場版作品。前シリーズの『アイカツ!』が大好きで、その短編作品が同時上映されるということで注目していました。映画館では観ておらずブルーレイ発売を待ってからの鑑賞です。
感動ありのグッとくる物語が『アイカツスターズ!』で描かれたのに対して、『アイカツ!』ではハチャメチャなお祭り騒ぎが繰り広げられていました。一見チグハグでありながらも、ひっくるめて「うんうん、それもまたアイカツだね」と感じさせられる、そんな楽しい映画でした。
どんな作品にも言えることですが、「劇場版」という普段のTV放送とは違った特別感が大好きです。
シン・ゴジラ
公開から一年経ち、ついにTV地上波初放送。ブルーレイを持っていますが、やっぱり観てしまいました。どこがカットされているのかも気になりまして。実際にカットされたのは某俳優さんの1シーンのみだったのには驚きました。
TV放送後しばらくの間、ブルーレイを観返したり、サントラを聴きながら設定資料を読み返したりと『シン・ゴジラ』に対する熱がまた高まってしまいました。
いつかまた映画館で観てみたい作品のひとつです。リバイバル上映、やってくれないかなぁ。
おわりに
以上、今年観た作品をいくつか振り返ってみました。劇場鑑賞を逃してしまった作品もいくつかあるので、ソフト化された際などに改めてチェックしていきたいです。