ぶらり紀行

葉加瀬太郎さんのコンサート『VIOLINISM III』を鑑賞。


ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎さんのコンサートツアー『VIOLINISM III』が僕の地元でも開催されるとのことで、チケットをゲットして聴いてきました。葉加瀬さんの演奏を生で聴くのは初めてでしたが、とても素晴らしく、とても楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

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会場に入ってビックリ、舞台上には豪華なセットが

ワクワクしながら会場入りしてまず驚かされたのが、舞台上に演劇で使われるような建物のセットが組まれていたことです。普通のコンサートだとばかり思っていたので、一体何がはじまるのかと期待が高まりました。

しばらくして、コンサート開始時刻になると同時に舞台上に大きなスクリーンが現れて、何やらイタリアのような風景の映像が流れ始めました。つづけて、画面いっぱいに葉加瀬太郎さんの姿が。イタリア語のナレーションに合わせて芝居がかった調子で面白おかしく演奏メンバーが紹介されていき、会場は笑いに包まれていました。

後で知ったことですが、この映像はドラマ『TRICK』『SPEC』シリーズなどでおなじみの堤幸彦さんが演出を担当され、コンサートのパンフレットには葉加瀬さんとの対談記事も掲載されているのだとか。

メンバーが舞台に登場。1曲目から心をガッチリと掴まれる

映像が流れ終わると舞台セットの建物の中から葉加瀬さんを始めとするメンバー(天野清継さん、榊原大さん、柏木広樹さん、西嶋徹さん、仙道さおりさん)が登場しました。映像の中と同様にあくまで架空のイタリアの町人という設定はそのままに演劇のような身振り手振りでそれぞれの演奏位置へスタンバイ。パーカッション奏者の仙道さんは街の少年に扮して一登場人物として熱演されていました。

演奏が始まった途端に雰囲気が一変、会場全体が一気に惹き込まれるのがよくわかりました。ヴァイオリン・ギター・ピアノ・コントラバス・チェロの音色がとても心地よく、自然と身体でリズムをとってしまいました。演奏された曲目は最近発売された葉加瀬さんのアルバム『VIOLINISM III』からの楽曲が主でした。

その後、演奏の合間に舞台セットを利用したお芝居が挟まれたり、仙道さおりさんのタップダンスと共に曲が演奏されたり、そのほかコンサートグッズの宣伝や葉加瀬さんが開催会場の周辺を散歩する様子を映した映像が上映されたり……と、耳だけでなく目でも楽しめるにぎやかな様子に僕の中にあった「コンサート」に対するイメージが大きく覆されました。まるでミュージカルや演劇を一本観たかのような特盛り感です。

一番の盛り上がりだった「情熱大陸」

葉加瀬さんといえばこの曲、というくらい有名な「情熱大陸」。やはりコンサートでも一番の力の入れどころのようで、この曲で使うためのグッズとして扇子やシェーカーが販売されたり、観客に立つよう促して会場全体で一体になって演奏を楽しみました。あのおなじみのメロディが演奏され
る中、ライトが激しく明滅して会場全体が色とりどりの扇子を振り回している様子には完全に一昔前のディスコが脳裏をよぎってかなり面白かったです。

曲の途中には演奏メンバー6人が横並びになってドラムを叩くというパフォーマンスも披露され会場を沸かせていました。席を立っていたこともあってか自然と身体が動き出してしまうくらい大盛り上がりのひと時でした。

演奏はもちろんのこと、コンサート全体のレベルが非常に高かった

楽曲の演奏はもちろん素晴らしいものでしたが、それだけでなくコンサートを構成する様々な要素の質も非常に高かったです。精巧な舞台セット、演奏をより盛り上げるライティング演出、ご当地愛あふれる葉加瀬さんの語りや映像などなど……上げたらキリのないほど細かな所まで作り込まれたエンターテイメントになっていると感じました。

特に葉加瀬さんのご当地愛には脱帽でした。地元民しか知らないようなローカルな食べ物やお店の名前などがスラスラとお話の中で飛び出して会場の笑いを誘ったり、「ふれいあい散歩道」と題した映像のために会場周辺を歩いて回り地元の人々と触れ合ったりと、とても忙しそうなコンサート日程(ほぼ毎日が全国各地の地名で埋まってます……!)の中でこれだけの内容を用意するのは並大抵の努力ではできないと思います。

「人を楽しませる」ということに対する並々ならぬ情熱を実感させられました。

ファンがいっぱいなのも納得の充実した時間

今回、葉加瀬さんのコンサートに初参戦することができたワケですが本当に楽しいステキな時間を過ごすことが出来ました。葉加瀬さんのお人柄について知ったのも今回が初めてでしたが、あんなにもユーモアあふれる御方だとは思いませんでした。お話もとても面白く、何度も会場が笑いの渦に巻き込まれるほどでした。これは毎年通う人がたくさんいるのも納得です。

この感動を上手く伝えるための言葉をなかなか見つけられないのが悔しくてたまりませんが、とにかく琴線をこれでもか震わせられたコンサートでした……!

リンク

HATS 公式サイト
葉加瀬太郎コンサートツアー2017『VIOLINISM III』 公式サイト

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六味

六味

アニメゲームが大好き。最近は美術館へ足を運ぶことにもハマっています。このブログでは触れた作品や訪れた場所についての感想などを書いています。