ぶらり紀行

山梨県立美術館『40年間のストーリー&ヒストリー』で県立美術館の歩みを知る。

2018年3月4日まで山梨県立美術館の特別展として開催されていた『山梨県立美術館物語 40年間のストーリー&ヒストリー』に滑り込みで行ってきました。

県立美術館設立から現在までの歴史を振り返った特別展

年に何度か特定のテーマに沿った内容で開催される特別展。今回は『山梨県立美術館物語 40年間のストーリー&ヒストリー』と題して、山梨県立美術館の設立から現在に至るまでの歴史を館所有の作品と共に振り返るといった内容でした(既に終了済)。

まずは美術館の建設工事の様子や開館初日の来館者行列、作品(ミレーの「落穂拾い」など)の展示開始時の様子など、美術館にとって節目となった出来事が順番に写真で紹介されていました。

その先では館所有の作品や今までに開催された特別展のポスターなどが展示され、作品を楽しみつつ美術館で開催されてきた展覧会の歴史も感じることができました。

作品に添えられた観覧者のコメントが面白かった

今回の特別展では観覧者への事前アンケートによって集められたお気に入り作品へのコメントがいくつかの展示作品の横に添えられており、いつもとはまた違った楽しみがありました。

「○○がとても綺麗」といった作品から直接感じとった感想や、モチーフの選択や陰影についてなど技術・技法に注目したもの、自身の旅の思い出と重ね合わせた感想など……人それぞれに異なる個性豊かなコメントからは作品に対する新たな視点を教えてもらえた気がします。

コメントによっては年代・性別も付記されており、老若男女問わず多くの人が美術館の作品を楽しんでいるのだと感じさせられました。

今回は一作品につき一コメントのみでしたが、また機会があった時にはより多くの人のコメントを読んでみたいです。

これからも末永く続いていってほしい

県立美術館に通うようになったのは最近になってのことなので、自分が生まれるよりも前からある美術館の歴史に触れることができたのは嬉しかったです。

今回の展覧会の中でミレーの作品の展示が開始された当時の様子を知りましたが、何十年と経った今も変わらずその絵を観ることができるというのは凄いことだなぁと改めて思いました(※1)。(さらに描かれた当時まで遡るとすれば……言わずもがな)

※1 何十年と経った今も……:大好きなマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』の中で登場人物が「すぐれた画家や彫刻家は自分の『魂』を目に見える形にできる」「まるで時空を越えた『スタンド』だ」と語るエピソードを思い出しました。

館内だけでなく敷地内の広場や隣接されている文学館もステキなので、これから先も人々の憩いの場として末永く続いていってほしいです。

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六味

六味

アニメゲームが大好き。最近は美術館へ足を運ぶことにもハマっています。このブログでは触れた作品や訪れた場所についての感想などを書いています。