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ぶらり紀行

ぽっつり、ぶらり、東京2025(1)《初めてのバレエ鑑賞》編

久しぶりに東京を旅した記録その1です。

前回は第0回として出発までを描きました。 『FLOWERS』のオーケストラコンサートを主軸にした東京旅はタイミングよく公演があったバレエの鑑賞からはじまります。 今しばらくお付き合いくださいませ。

◆ 前回の記事(第0回)はコチラ

※ 記憶違いがある場合や想像で補完している部分が含まれております。 スミマセン。

(1)《初めてのバレエ鑑賞》編

というワケで、まずは新国立劇場にて初めてのバレエ鑑賞を。演目は『ジゼル』

【メモ】

オペラハウスのような会場は初めてだったのでテンション上がりました。

 

主人公の村娘ジゼルが恋人に裏切られて命を落とすも死してなお献身的な愛を貫く姿を描いた悲恋の物語。

【メモ】

別日に天皇陛下も同じ演目を鑑賞されたとのニュースを耳にして驚きました、という余談。

 

オーケストラの生演奏とともに演目スタート。リアルタイムでBGMが付くとは…豪華だ!
 

第一幕はジゼルの住む村の日常が描かれる。まず奥行きのある舞台の大きさに驚いた。セットも造り込まれていて、舞台芸術なのだということを改めて認識。

【メモ】

ここからどんどん文字が細かくなっていきます。
取れないな、バランスが。

 

セリフ無し、身振り手振りや踊りだけで物語が進むのが新鮮。村人に扮して逢瀬を重ねる王子アルブレヒトとジゼルの仲睦まじい様子がよく伝わってきた。

【メモ】

声を発することなく物語がつむがれていくのが何とも不思議な感覚でした。
音楽との相乗効果でちゃんと人物の心情が伝わってくる。
スゴい……!

 

舞う時にブレることなく伸ばされた四肢、重さを感じさせない軽やかな跳躍などとても人間ワザとは思えないような動きの連続に圧倒される。

【メモ】

しかも、それを笑みをたたえたままこなすという。
スゴい……!!

 

単独・2人での舞いもスゴいが、団体での一糸乱れぬ群舞からも目がはなせない。

【メモ】

単独での踊りを「ヴァリエーション」、
男女2人による踊りを「パ・ド・ドゥ」、
群舞を「コール・ド・バレエ」と呼ぶと。

 

軽々とこなしているように見えるが、ここまで練度を高めるために一体どれだけの努力があったのだろうかと想像し、震える。久しぶりに活躍したオペラグラス

【メモ】

今回は持参しましたが新国立劇場ではオペラグラスの貸出もあるそうです。
使いながらの鑑賞がオススメ。

 

楽しげな場面から一転、嫉妬に駆られる森の番人ヒラリオンが王子の正体に気付き、それを公衆の面前で暴いてしまう。さらに王子にはバチルドという婚約者がいることも明らかとなる。ウソだろ王子ッ!

【メモ】

紙幅(?)の都合により物語については、かいつまんで紹介させていただいております。

 

正体を明かされたアルブレヒトはジゼルではなくバチルドの手を取る…それを見たジゼルはショックのあまり正気を失い、ついには心臓が止まってしまう。

【メモ】

ジゼルはもともと身体が弱く心臓を悪くしていたために……。

 

天真爛漫な様子が一変して髪をふり乱し激しく動揺する姿のギャップにはこちらも息をのんでしまった。

【メモ】

まさに鬼気迫るといった様相で息を引き取るシーンまで身じろぎできませんでした。

 

休憩をはさんで第二幕。青を基調とした仄暗い墓地が舞台。にぎやかだった村の様子とのコントラストが美しい。

【メモ】

たっぷりと休憩時間が取られているなぁと思っていたんですが、場面の転換やダンサーの体力回復を考えたら当然かと腑に落ちました。

 

ここでは恋人に裏切られ失意のうちに亡くなった乙女の魂がウィリという精霊となってさまよう。身にまとった純白の衣装やヴェールは美しくもどこか不気味だが、腰に付いた小さな羽根からは可愛らしさも感じられ不思議な雰囲気がある。
 

精霊を統べる女王とウィリたちが勢ぞろいで舞う場面は村人のハツラツとした踊りとは異なる幽玄な趣で、まさに“この世ならざる者”感たっぷりだった。

【メモ】

異界に迷い込んでしまったような心地がしました。

 

特に足を細かく動かすことでスーッと横滑りするかのように見える移動には背すじがゾクりとした。本当に浮いているようだった…。ヴェールやスカート(チュチュ?)が水中でたゆたうみたいにふわふわ揺れていたのも印象的。細か~く動かしてる!

【メモ】

身体の動かし方ひとつで纏う空気感がここまで変わるものかと驚きました。

 

ジゼルの墓を訪れるヒラリオン。花輪を供えにきたのだった。そこでウィリと出くわす。ウィリたちは男性を見つけると恨みの念から疲れ果て息絶えるまで踊らせるのだという。

【メモ】

けっこうかわいそうなヒラリオン氏。

 

ヒラリオンは踊り狂わされた末に崖から転落して命を落とす。ムリヤリ踊らされているとちゃんと伝わってくるのがスゴい。美しく舞う以外にも表現があるのだということを知った。

【メモ】

それでいて優雅さは損なわれておらず。
目を奪われました。

 

アルブレヒトも墓を訪れウィリに襲われてしまう。あわやヒラリオンと同じ末路を…その寸前でジゼルの霊が彼を救う。罪の意識にさいなまれ許しを請う王子をジゼルは変わらぬ愛でやさしく許し、ウィリが去る夜明けまで踊り切るのを支えたのだった。

【メモ】

本当に絶えず踊り続ける、素人目に見ても過酷そうなシーンでした。
ちなみに主役が死装束で舞う演目は珍しいのだとか。

 

日の出まで生き延びることができたアルブレヒトにジゼルは別れを告げ安らかな眠りにつく。ウィリたちの憎悪と復讐の念を断ち切ったジゼルがさまようことはもうない。一人残された王子は彼女を想い涙を流すのだった。 ― 終幕 ―
 

とても面白かった!己の身ひとつで物語をつむぎ出すスゴさ…。知らない世界に触れるのはやっぱり楽しい。『FLOWERS』と出会っていなければ自分の中にバレエ観賞という選択肢は存在しなかったと思うので良いきっかけをもらえた。

【メモ】

全部で1週間ほどの公演期間がたまたまオケコンと同じタイミングだったという幸運。
ありがたかったです。

 

(2)《FLOWERSオケコン》編につづく

『FLOWERS』でバレエを知ってから長くかかってしまったものの、ようやく念願が叶いました。 演目の『ジゼル』についても実に幸運なめぐり合わせだったことが後にわかったりと、とても充実した初めてのバレエ鑑賞でした。

◆ つづきはコチラ

目次

(0) 《久々の旅立ち》編
(1) 《初めてのバレエ鑑賞》編 ← いまここ
(2) 《FLOWERSオケコン》編
(3) 《渋谷まわり散策》編
(4) 《植物園で花巡り》編

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六味

アニメゲームが大好き。最近は美術館へ足を運ぶことにもハマっています。このブログでは触れた作品や訪れた場所についての感想などを書いています。