ディズニーのショートアニメーション『ファイアボール』『ファイアボール チャーミング』が期間限定で無料配信されています。10月からは6年ぶりとなる新作も始まるそうです。
2人+aで展開されるちょっぴりシュールな掛け合いが面白い
『ファイアボール』シリーズはお嬢様「ドロッセル」と執事「ゲデヒトニス」という2人(?)のロボットによる掛け合いがメインのアニメーションです。
この2人(?)の会話がシュールで可笑しくて、意味がわかるようでやっぱりよくわからない空気感が魅力です。たまに別のロボットたちもお話に加わることもありますが、基本的にはドロッセルお嬢様と執事ゲデヒトニスのやりとりが続いていきます。
無骨な機械の見た目なのにとても愛くるしいキャラクターたち
ドロッセルお嬢様は人型のカタチをしたロボットであるものの、ゲデヒトニスやその他のロボットたちは人型とは程遠い工業用機械のような見た目をしています。
そんな見た目にも関わらず、掛け合いをする彼らのしぐさ(アニメーション)はとても生き生きとして、ロボットにも関わらずまるで動物のような愛くるしさを感じます。声優さんの絶妙な演技も彼らの魅力を高めている大きなポイントだと思います。
第2作目の映像表現の進化に驚愕
今回の無料配信を機に久しぶりにシリーズ2作品をつづけて観たのですが、2作目『〜チャーミング』のCGの凄さに驚きました。明らかにキャラクターのディテールや背景のクオリティが上がっていて、映像表現技術の進化を感じています。
近日、第3作目が公開されるようですが、前作から6年ぶりになるとのことでどんな映像になっているのかワクワクします。
1話につき2分弱なので忙しい人でも安心
『ファイアボール』シリーズは各シリーズ13話ずつありますが、1話につき2分弱という短編アニメなので、たとえ忙しい人でもサクサク観られてお手軽に楽しめます。一シリーズ全話観ても30分かかりません。
この1話毎の短さと会話のテンポが絶妙にマッチして独特の世界観を形成しています。小気味よい間の取り方で会話が進むので観ていて飽きがきません。
ちょっとディズニーらしからぬ不思議な魅力あふれる『ファイアボール』、今回久しぶりに観返しましたが何度観ても面白い作品です。
リンク
◆ 『ファイアボール』シリーズ 公式サイト
◆ 『ファイアボール』期間限定無料配信(YouTube) ★10月6日(金)21:55 まで