2018年6月、ゲーム『FLOWERS』の原画展が東京で開催されました。その会場で販売されていたグッズを通信販売で注文して楽しみに待っていたのですが、それが先日ついに届きました。
今回頼んでいたのは『FLOWERS』シリーズのボーカル曲をまとめたCD『FLOWERS Sweet sounds Box 《Le bouquet》』です。
シリーズのボーカル楽曲を堪能できるベスト盤
『FLOWERS Sweet sounds Box 《Le bouquet》』は原画展開催を記念して制作されたCDで、『FLOWERS』シリーズで使用されたボーカル楽曲が集められたベスト盤のような一枚です。
ゲーム四編(春・夏・秋・冬)のオープニング・エンディング主題歌はもちろんのこと、ゲーム中で披露された聖歌(トータプルクラ)も収録。加えて、特別にピアノ&リュートアレンジされた楽曲も新たに4曲新録されています。
通常の主題歌は各編のサウンドトラックCDで楽しむことができましたが、キャラクターがカバーしているバージョンはゲームの初回特典CDでしか聴くことできなかったはずなので、今回のCDで改めて聴く機会が得られたのは嬉しいですね。
注目すべきはプレミアム・アコースティックライブの朗読劇台本
『FLOWERS Sweet sounds Box 《Le bouquet》』にはCDだけでなく、70Pの特製ブックレットも同梱されています。今回、僕のお目当てはこちらにありました。
このブックレットにはCD収録曲の歌詞が載っているほかに、原画展開催を記念して行われた「プレミアム・アコースティックライブ」での朗読劇の台本が掲載されています。これがどうしても読んでみたかったのです。
当日のライブでは『FLOWERS』に名を連ねる声優さんたちによって生の朗読劇が披露されたようなのですが、
僕は残念ながらチケット争奪戦に漏れてしまったため聴くことができずじまいでした。
それが今回、活字のみという形ではありますが朗読劇の内容に触れることが叶ったわけです。製作者の方がこの朗読劇を「最終章」だと称していただけあって、その内容は『FLOWERS』という作品の総まとめ・集大成という印象を受けました。読めて本当によかった……!
買わずに後悔するよりも……の精神で
はじめのうちは「ボーカル楽曲の入ったCD(サントラなど)は持っているし、アレンジも数曲かぁ……」なんて少し悩んだりもしたのですが、やはりどうしても台本を読んでみたくて手を出すことに。
結果としては手に入れて悔い無しの一品でございました。やっぱり、こういうものは少しでも悩んだら買ってしまうが吉、だと痛感しています。
それはともかく、『FLOWERS』最終章に触れることができて幸せです。今後の作品展開については小説版を残すのみのようですが、これからも動向を追いかけていきたいと思っています。